https://www.youtube.com/watch?v=7lZEsfgeLEo
上野樹里「愛をもって表現したい」アカデミー賞長編アニメーション賞ノミネート『パフィンの小さな島』で主人公のお母さん役で声優
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ウルフウォーカー』などで知られ、設立25周年を迎えたアイルランドの名門アニメーション・スタジオ、カートゥーン・サルーンの最新作『パフィンの小さな島』が5月30日より全国順次公開。
アカデミー賞®長編アニメーション賞に4度ノミネートされるなど世界中から高く評価され、設立から25年を迎えた名門アニメーション・スタジオ、カートゥーン・サルーン。本国アイルランドでは“ポスト・スタジオジブリ”と称され、これまで『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ウルフウォーカー』などアイルランドの伝説を題材に、人々の心に美しいアニメーションと物語を残してきた名門スタジオが最新作で描くのは、絶滅危惧種に指定されている海鳥パフィン(ニシツノメドリ)の女の子ウーナと弟のババ、そして気候変動による嵐で故郷を失ったエトピリカのイザベルが、アイルランドの美しい島でさまざまな動物たちと出会い、やさしさに触れながら自分の居場所を見つける物語。個性豊かな生き物たちとともに、気候変動がもたらす影響について優しく描いた作品だ。 この度、主人公ウーナのお母さんパフィンを演じた俳優・上野樹里がアフレコに挑戦する姿とともに、自身が演じた役への思いや歌唱シーンの感想、そしてイザベルのように新しい環境に飛び込む時に意識していることを語るインタビュー映像が公開された。
映像では本作について、絶滅危惧種のパフィンの本来見ることがなかなかできない暮らしを見ることができる「ワクワク感」、さらに、主人公だけでなくすべてのキャラクターが”必要不可欠”な本作を「お母さんも、お子さんも、皆さんのそれぞれの立場でこの映画を楽しんでいただけるところが魅力」と力強く話した。
また、自身が演じたお母さんパフィン役について、観客との距離感が近い存在と位置付け、「物語と見ている方々の間をうまく取り持ちたい」とコメント。また、「揺れながらも信念を貫く姿」そして、我が子やイザベルだけでなく仲間全員に対し「同じように命を守りたいと思って貫くその母性」を大事にして「愛をもって表現したいと思った」とこだわりを語った。 また、音響監督と細かく話し合ったというアフレコを振り返り、今回解禁となったワンシーンを「すごくさりげなく、何気なくポツンとイザベルが1人になった時に」語りかけるシーンではあるが「心の中に残り続けたりする大事なセリフ」と紹介。威圧感や圧迫感を決して与えないように徹底し、「何気ないシーンになればなるほど、この映画はなんかいいなって皆さんに思ってもらえれば」とこのシーンに込めた思いを語った。また、劇中の子どもを寝かしつけるシーンでの子守歌について、「短いですけどね」と前置きしつつ、「家族みんなが集まった時の温かさみたいなものが、肌で感じられるような音色になればいいなと思った」と振り返った。
さらに、新しい環境に飛び込むイザベルにちなんで”新しい環境に飛び込む時に意識していること”を聞かれると、「まだ起こってもないことなのであれば、いいことを想像した方が、それが自分の心の支えになる」「作品や物語、このアニメーションの世界とかもそうですけど、人が想像して素晴らしい世界が生まれて、その”想像の世界”に救われたりすると思う」と想像力の大切さに触れ、「新しい自分になれるチャンスだと思って、新生活をきっかけに気持ちを入れ替えて新しい毎日を送っていければ」とコメント。4月になり新生活の始まりにぴったりな極意を紹介した。
https://www.youtube.com/watch?v=7lZEsfgeLEo
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