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デーモン閣下が一日警察署長
交通事故防止の徹底を目的とした「春の全国交通安全運動」が4月6日から始まるのに先立ち、警視庁は29日、都内で交通安全イベントを行い、交通ルールの順守を呼びかけた。 上野署では、アーティストのデーモン閣下が一日署長に任命され、御徒町南口駅前広場(台東区)で交通安全教室を行った。デーモン閣下はクイズ形式で、横断歩道を渡る前に左右を見渡すことや、暗い場所で目立つ色は白色であることなどを説明した。 デーモン閣下は「夜道を歩くときは明るい色のものを着た方が安全。反射材も有用で、付けておくべきだ」と訴えた。上野署の坂井明徳署長も「車の運転手側が歩行者や自転車の動きを注意するとともに、歩行者側も自分の姿をはっきり知らせることがとても大事」と語った。 西新井署は大師前駅(足立区)でチラシ配布などを実施。大相撲の玉ノ井親方(元大関栃東)が一日署長として登場した。自転車に乗る際のヘルメットの着用などを呼びかけながら、「『私は大丈夫』などの身勝手な行動が大きな交通事故につながる。皆さん交通ルールを守って、毎日元気で過ごしましょう」と注意喚起した。 西新井署の大楽林署長は「新学期も始まるので、小学1年生を対象に交通マナーを教えていきたい」と話した。 令和6年中の都内の交通人身事故の発生件数は3万103件で、前年より1282件減少したが、死者数は146人で前年より10人増加した。 (前島沙紀)
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