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万博テストラン 2日目 東ゲートから大屋根リング付近=4月5日
2025年大阪・関西万博の13日開幕を前に人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場で5日、来場者を入れた上で運営上の課題を確認する予行演習「テストラン」の2日目が実施された。この日は企業の関係者に加えて、抽選に当たった大阪府民ら計約3万人が招待され、一足早く会場の雰囲気を楽しんだ。 午前9時ごろ、テストランが始まると、入場ゲートで手続きを済ませた来場者は目当てのパビリオンへと向かった。 全身を公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズで固めた大阪府豊中市の矢本浩教さん(47)は「各国のパビリオンを巡る予定。いろいろな国の人と友達になりたい」と話した。準備の遅れが指摘される海外パビリオンのうち独自設計の「タイプA」はこの日、8館が参加した。 企業のパビリオンにも多くの人が集まり、午後には当日の受け付けを終了するケースが相次いだ。パナソニックホールディングスのパビリオン「ノモの国」を体験した兵庫県西宮市の小学3年、中川蓮さん(8)は「音と振動がすごかった。体を動かせるのも楽しかった。また来たい」と笑顔を見せた。 一方、飲食店の料金の高さを気にする声も聞かれた。家族4人で来た女性(41)は「1人で数千円となると、家族全員分は高い。開幕後は、お弁当を用意した方がよさそう」と話した。 テストランは6日までの3日間で計約9万人が参加する予定。(桑島浩任)
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