静嘉堂文庫美術館で開催中の展覧会「平安文学、いとをかし―国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』と王朝美のあゆみ」を紹介。国宝3点を含む名品を展示。【東京サイト】12月11日(水)「平安文学、いとをかし」
静嘉堂(せいかどう)文庫美術館で開催中の展覧会〈平安文学、いとをかし ―国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」と王朝美のあゆみ〉を紹介します。この展覧会では、国宝3点を含む平安文学を題材にした名品が展示されています。
今回初公開されるのが、江戸時代初めに活躍した絵師・土佐光起(みつおき)による「紫式部図」。紫式部が琵琶湖に映る月を見て、「源氏物語」を書き始めたという伝承に基づいて描かれました。髪の毛の線など細密な描写が見どころです。
重要文化財の「住吉物語絵巻」は、鎌倉時代の作品です。物語自体の原型は、平安時代に成立していたと言われ、義理の母に虐げられる姫君と、姫君を一途に思う少将の恋物語が描かれています。そして、現代のガラス工芸の作品も展示されています。手がけたのは、国内外で高い評価を受けている山本茜さん。平安時代以降に仏像や仏画などに多く用いられた「截金(きりかね)」という伝統的な技法を使って、源氏物語に登場する「空蟬(うつせみ)」という女性が脱ぎ捨てていった衣をイメージして作られています。
【東京サイト】
毎週月曜~金曜 午後1時45分から
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