日本銀行金融研究所 貨幣博物館で開催中の企画展「描かれた江戸の商人―販促ツールと商いの秘訣―」を紹介。江戸時代の商いの道具や資料等を展示。【東京サイト】12月13日(金)「描かれた江戸の商人」
日本銀行金融研究所 貨幣博物館で開催中の企画展「描かれた江戸の商人 ―販促ツールと商いの秘訣―」を紹介します。この企画展では、商いが大きく発展した江戸時代に商人たちが行った販売促進のための工夫や秘訣について展示資料を通して紹介しています。
まずは、人気絵師の浮世絵をいかした商いの工夫から。初代歌川広重の「岩城升屋(いわきますや)店先之図」(12月17日からは複製に展示替え)には、「岩城升屋」という呉服屋の屋号が大きく書かれたのれんがたくさん描かれ、宣伝のために出資して描かせたと言われています。
また、江戸時代に実際に使われていた様々な商いの道具も展示されています。店先で客から受け取ったお金を入れておくための銭箱には、遠くからでも入れやすいように口の部分が広げて作られているなどの工夫が見られます。
そして、現代につながる工夫が見られる資料もあります。江戸時代後期から明治時代に流通した商品切手は、現在の商品券の一番古い形と言われています。日持ちしない生菓子や、酒などの商品切手も多く作られ、贈答品として広く使われました。さらに、富山の薬売りが顧客獲得のため、年末に配っていたという暦を兼ねた火の用心札(12月17日からは複製に展示替え)なども見ることができます。
【東京サイト】
毎週月曜~金曜 午後1時45分から
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